実録!30代でブラック企業を脱出した生身の体験ブログ!
日本企業の多くが同族経営と言われています。
キャノンやトヨタ、ソフトバンクなど挙げ出したらきりがありません。
大手企業は別として、同族経営でブラックな会社はえてして中小零細企業に多いです。
従業員が100人未満での中小零細企業の同族にブラックな会社が多いのです。
もしあなたの会社が下記に当てはまる同族経営なら、
今すぐに逃げてください!
目次
世間一般には、会社を起こすなんて志の高い人。意識レベルの高い努力家。こんなイメージを抱きます。
関わる社員を大切にし、
「人材は人財だ!」
などと崇高な叫びをする存在・・・。
しかし、これ同族経営の場合は全く逆です。
大切なのは自社に関わる家族だけで、従業員のことなど全く見向きもしてないのですね。
そのため家族側からすれば、「給料が高い」「休みが多い」などのメリットだらけなのですが、雇われている社員側からすれば、ワンマン社長のブラック企業以外のなにものでもありません。
・クソ忙しいのに家族で旅行に行っている
・社長の一言で急にルールが変わる
・社長夫人から気に入らない社員は干される
こんなワンマンっぷりが普通に起こるのです。
こういった事から同族経営の会社の中で辞めずに頑張っている社員は単なる「イエスマン」の傾向が強いのです。というよりイエスマンにならないと生き残れない。
創業者の会長はまだ尊敬できる。自分一人のチカラで会社をここまで育ててきた器量も感じられ、威厳も放っている。
同族経営でも創業者に対しては好印象な人もいることでしょう。
ところが、
2代目社長(バカ息子)となると、その能力がおそろしく無能なのです!なんと仕事のできない人の多いことか。
無能というより単なる道楽息子といった感じで、他人から見ると、
「お前他の会社に行ったらぜったい何も通用しないよ!」
こんなバカ息子で溢れている。
特に厄介なのが、責任から必死に逃げようとする2代目社長のケース。
「うちは社員に裁量を持たして伸び伸びと働いてもらっている」
とかもっともな事を言いながら、実は単に責任から逃れたいだけ。
自分にチカラが無いから、形としては社長業を営んでいるようにみせても実態として何も自分でけつをふけないのです。
その証拠に、社長の力量外の事をやると「自分勝手にやるな!」といい、ちょっとした改善提案を挙げようものなら、「お前俺のやり方に文句があるのか!」と言い出す始末。
結局、創業者である会長の偉業にただぶら下がってきただけなので実質的な能力が全く育ってないのですね。
ただ血筋が通っているという理由だけで、社長という座に付いている。さらにはそれが「当たり前」だと感じているために、謙虚さや社員に対する感謝など微塵もない。
・会社のクレジットカードを使ってプライベートの支払いをする
・何でもかんでも経費で処理する
・大手企業の真似を実力もないのにやろうとする
職権の乱用とも言えるような事を平気でしでかすのです。
こんな2代目社長のもとでは将来が不安でたまりませんし、むしろ横暴な社長の責任を取るのが社員の仕事になっていると、自分自身のキャリアもスキルも全く育ちません。
典型的なブラック同族経営の会社の例です。
身内の待遇と従業員の待遇が、皇族と奴隷ほどの差があるのです。
専務の奥さん。部長の次男。誰もかしこも高待遇。
会社によっては勤務実態の無い身内に給料を支払っている会社もある。
実はこれには理由があります。
会社の利益を社長一局に集中させると税金が高くなるために、役員に身内を置き報酬を分散させて節税を行っている。ある意味合理的な税金対策の手法です。
しかしこれ、見方を変えれば全く社員のことなど考えていないと受け取れます。
税金対策なら社員の給料を上げればいいじゃないか!と思われるかもしれませんが、実際に社員の給料を上げるとなるとそれに付随して会社負担分の社会保険料なども増額します。
ようは、それが嫌なのです。社員のためにコストを捻出するのが気に入らないのです。
社員に還元するぐらいなら、家族で循環させようと考えているのですね。身内も身内で高待遇で生活が楽だから、問題視する人がいない。似たような価値観で凝り固まっている。
同族経営の中小企業で給料が微塵も上がらないのにはこんな理由があるのですね。
逆に雇われる側の社員はどうなのか?
言わずもがな低待遇極まりないです。
社長含む身内が取れるだけ取ってしまうので、残った少ない利益を人数の多い社員で分け合っている状態。
更に厄介なのが同族経営の会社だとビジネスで必要な、「どこにいっても通用する普遍的なスキル」が育ちにくい。
合理的でない非効率な手法や風習が普通にはびこっている。どう考えてもこんなやり方ここでしか通用しないよ。といったことの連続。
古い手法に対する改善を受け入れない体質も強いために、色々実験して試行錯誤する能力も育たないのです。
会社の仕事とは全く無関係な頼み事も多々あり、
「いったい俺は何をやっているんだろう?こんなんで将来大丈夫だろうか??」
という虚無感が募っていく・・・。
自分の感覚があながち間違っていない事を裏付けるかのように、唯一の希望である先輩社員がどんどん辞めていく。
みんなここでは何も成長できないことを悟っているのですね。
同族経営の経営側の人にも言い分はあるでしょう。なぜなら会社が傾いた時のリスクを追うのはその一族。
「何かあった時のリスクを追うのは俺らだ!」
「地域に密接した商売で社会貢献してる!」
こういった感覚があるのは当然でしょう。
確かに自分が社長だったら会社のお金を自由に使いたいし、見ず知らずの社員に還元するよりも、身内に還元したいと思うのが普通の感情かもしれませんね。
しかしあまりに凝り固まった同族経営はリスクも高い。経営が公私混同化するために、不祥事が明るみになった時に一気に経営が傾くなどの危険性もあります。
有名大手企業の中には、わざと経営陣を同族で占めない会社もあるほど。
ホンダや任天堂などがそのいい例です。
あまりにもブラックな同族経営の会社は逃げたほうがいいという結論になります。
わざわざそんな会社で働いている必要はないのです。
今あなたがブラックな同族経営の会社に勤めているとすれば、取るべき選択肢は2つに限られています。
一つは、そのまま今の会社に骨を埋める。
もう一つは辞めて転職する。
です。
同族経営で長続きしている社員さんを見ればお分かりかと思いますが、社長一族に媚び売って生き延びている人ばかり。
それで生活が成り立つなら万々歳!私もゆくゆくはそのポジションを目指したい!
というのであれば今の会社で頑張ればいいかと思います。
しかし、家族経営の会社で長く働き続けられる訳がない!というのであれば今すぐにでも辞めて転職した方が、あなたのためです。
時間的にもキャリア的にも。です。
「いやいや、私なんかどこも雇ってくれないよ」
もしあなたがこんな卑屈な悩みで行動しきれていないのなら、一度転職エージェントを使ってみるといいですよ。
転職エージェントに登録すると分かりますが、世の中、まともな会社の求人の方が圧倒的に多いです。キャリアがないと嘆くのは、自分でそう思い込んでいるだけです。
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こういった自分一人でやったら面倒くさく、できにくいことをフォローしてくれます。
転職が当たり前の今だからこそ、同族経営のブラック会社で働いていたら「損」なだけです。
ボロボロに使い倒されて、最後の最後に「やっぱり転職しよう」と思っても、疲れ切って何も進みません。
そうならないためにも、今から転職エージェントに登録だけでも済まし、徐々に準備に取り掛かることをおすすめします。
職場を去るのは、小さなキッカケから。
「同族経営でブラックな環境が嫌だったから」という小さな足がかりをスタートにするのもありではないでしょうか。
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