実録!30代でブラック企業を脱出した生身の体験ブログ!
新人研修がない会社が存在します。
意図は何か?を探ることで、その会社がブラックなのかどうかの判別がつきます。
ザックリ言うと、研修を実地しない理由が、
考えるチカラを身につけさせる。ならばホワイト。
単なる放置。であればブラックです。
うちの会社はおかしい!?と感じた方はぜひ、この記事を参考にして下さい。
研修って一体何のために行うのでしょうか?
営業のマニュアルを覚えるため。商品知識を身につけるため。理由は色々ありますが、一言でいうと、
「会社を知ってもらう」
ためです。
会社を知ってもらうとは、社風やスタンスなどを含めて、うちの会社はこういったやり方が社内に一貫しているんだよという方針を理解してもらうことです。
その研修がない。ということは、研修がないのがその会社の方針ということ。
ようは、
「会社を知ってもらう」手順がないことと同義なので、自分でアレコレと考え調べてね、というスタンスが見て取れます。
自分で考えるチカラを養ってほしいという願いが根底にあるので、こういったやり方をあえて取っている。
当然ホワイト企業の場合は、考えて何でもかんでもやればいいというわけではないので、監視係的な人は存在しています。
一旦思考させて、間違いを微修正していくというのが、建設的な考えさせる研修です。
というのも、仕事は座学で知識を詰め込むよりも、実際に自分で実行してみて体で体感するほうが覚えも早いので、教育時間の短縮という意味でもこういった手法が取られる。
先輩社員が最初にお手本をみせて、次は新人がやってみるという教育法にもう少し実践味が増したような感じです。
一方で、あからさまに放置していだけのやり方もある。
厳密にいえば、何をやっていいいのか全くわからなく疎外感を感じさせられるのです。
具体的には、
・挨拶すらない
・そのくせ何もせずにいると怒られる
こういった現象です。
これ、完全にブラックです。
中小企業や少人数のベンチャーでありがちなことです。
会社の人事体制が整っておらず、上司が社長なのです。社員が横一列で並んでいるために起こる。
研修はおろか、独特な社内ルールが構築されていて、社員全体がそのルールに恐る恐る従っている。
ルールの根幹は社長の機嫌を損ねないことで、会社の利益を上げるための工夫やどうしたら業務を効率化できるか?などが欠落している。
他の社員に聞こうものなら、一応はなんとなく答えてくれるものの、答えがどこか歪んでいる。
・どうすれば社長の機嫌をとれるか?
こんな考えをもとに社風が出来上がっているのです。
社員が横並び一線でならんでおり、上司である社長が気分で統率している会社。
研修なしブラックの典型です。
挨拶の威力を考えたことがあるでしょうか?
基本的なコミュニケーションのツール、最低限のマナー。と捉えている方が多いかと思いますが、そのチカラは甚大です。
ちょっとした例えを挙げます。
ニュースで殺人事件が取り上げられた時に、犯人が何食わぬ顔で近隣に潜んでいた。こんな事が報道されたとします。
近隣住民のインタビューで、
「朝、ゴミ出しの時によくはち合わせした。元気よく挨拶する好青年でした。まさかあんな人の良さそうな方が・・・・」
こういったインタビューをよく見かけます。
これがどうゆうことかというと、裏で殺人を犯している凶悪犯でさえも、表向き元気よく挨拶していることで好青年に受け取られてしまうのです。
挨拶とはそれぐらい相手に対して印象を変えるチカラを持っている。
これをビジネスの場に置き換えたとき、研修という出会って間もない人間が、自分の印象を伝えるのに一番最適なツールである「挨拶」を行わないということは、
・どう思われようが知ったこっちゃない
といったある種、なにもかもを放り投げているという意図が読み取れます。
普通どんな職種でも、挨拶を軽視する理由は全くみつからない。やらない理由がないのですね。
逆に言うと挨拶をしない事が社内で問題視されないという、低レベルな会社であることが考えられます。
研修もない中、挨拶もなされずに一体その会社で何が得られるのでしょうか?
これ厄介です。
こっちは何をしていいのか分からずに立ち往生しているにも関わらず、相手からは、
「こいつ、なにもやる気ないのか!?」
と思われてしまう。
いやいや、もっと段取りよく指示を出してくれよ。と思うのですが、新人というせいもあって言うに言えない。
とりあえず不器用ながら何かに取り組む姿勢をみせるが、早くも「あいつは要領の悪いやつ」とレッテルをはられてしまう。
新人が何をしていいのか分からずにまごついている事も察知できない会社。そんな人を教育係にたたせている鈍感な会社。
完全に、教育システムができあがっていない証拠です。
仮にこんな会社で頑張って出世したとしても、何もかもを自分で構築することが求められ苦労するのは目に見えてます。
今やどの業種でも人材が足らずにあえいでいます。
「こっちは雇ってやってるんだ。嫌ならやめていい」
という会社の姿勢は一切通用しない時代です。このご時世、辞められたら代わりが来ないからです。
そんな最中、まともな研修を施さず、それを問題視もしない会社にいるのは非常にもったいないです。時間を消費して、わざわざ苦痛を味わいにいっていると言っても過言ではない。
人手不足なこともあり、研修にはこれでもか!というぐらいチカラを入れている会社も存在します。
山ごもりする!とか毎日20キロ走らされる!といったブラック研修ではだめですが、応募し集まってきた人材に感謝の意を示し、ともに成長を図ろうとする会社はゴマンとあるのです。
売り手市場で、動きやすい時代であるので、ブラック企業で働いていたら損です。
いち早く見切りをつけて、まともな会社で働く。対処法はこの一点でしょう。
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