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ブラック企業を辞めたい

実録!30代でブラック企業を脱出した生身の体験ブログ!

気をつけろ!寮完備の会社にブラックが多い理由

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遠方から仕事を探す際に、給料や休日の待遇以外にも目がいく部分があります。

 

 

寮完備

 

 

特にたいした蓄えやもない人や身寄りのない人にとっては願ってもない高待遇に見えてしまいます。

 

しかし実はこれ安易に飛びつくと痛い目にあいます。

 

寮完備の会社にブラック企業が多い理由を解説します。

 

 

寮完備は人員を使い倒すための手段

寮や社宅などの制度は、有名大手企業などでも完備している事が往々にしてあります。

 

入社間もない新人のための独身寮や、遠方に異動になった社員のためにあてがう社宅などがそのいい例です。

 

一昔前の大手の場合、アパートを一棟借りしてそこに新入社員を入れさせているパターンも多かった。

 

これは新人の教育と格安の寮費といった福利厚生をかねた堅実な仕組みといえ、ブラックとはいい難い話しです。今はあまり見かけないパターンとも言えますね。

 

同様に、派遣や契約社員が地方の工場で働く際にもマンション一棟借りの一室を寮として与えられることもある。

 

 

しかし、ブラック企業で寮完備をしている会社は別の目的で設置しているのです。

 

何か?

 

 

それは寮に入った社員を使い倒すためです!

 

 

 

寮に入ることで帰宅時間を関係なくする

よくありがちなのが、寮に入れることで終電で帰ることを関係無くさせる。

 

会社やお店の近辺に住ませる事で、就業時間を再現なく伸ばすという手法。

 

労働時間の長いアパレルや飲食などのサービス業でよくみられるやり方です。

 

表向きは、

 

 

 
キミはいつも頑張ってるから、そろそろ寮に入りたまえ!初期費用は会社が持つからな

 

 

などの甘い言葉をかけてくる。

 

その本当の意図は深夜まで引っ張っても、近場に帰るところはある状態を演出するため。

 

寮費も2万から3万程度の給与天引で設定されているため、状況がよく分からずお得感を感じ安易に入ってしまう人が多い。

 

なまじワンルームで小奇麗な部屋を与えられると、

 

 

「やった!いい会社に入った、助かった!」

 

 

と福利厚生が充実している会社だと錯覚するのです。

 

ところが、しばらくすると異変に気付きます。

 

 

寮をあてがわれたものの、部屋に帰る時間がほとんどないのです。

 

 

言えば、寝るためだけに家に帰るような状態に陥っている。

 

会社側からは、あいつは寮があるからという理由で、

 

 

・日付が変わっても帰れないほどの、無理な仕事量が舞い込んでくる

 

・人手が足りなければ、自分が優先的に残らされる

 

・休日でも近くに住んでるからと呼び出される

 

 

 

こういった事が起きてくるのです。

 

しかも入寮すると、なぜか会社から住まわせてもらっているという、謎のお世話になってる感を味わう。

 

そのため多少、仕事がきつくても言うに言い出せなくなるのです。

 

 

 

周囲も寮生ばかりだと異常に気づかなくなる

なかには独身者全員に寮をあてがっているブラック企業も存在します。

 

これは、寮生全員を残業代を払わずに長時間引っ張ることで、利益を捻出させるという目的もありますが、全員を同じ環境に置くことで違和感を感じさせなくするという狙いもあります。

 

周りも皆んなが帰れない

みんな長時間労働

 

ということになれば、

 

「大変なのは自分だけではない」

 

と思い込み、異変に気づきにくくなってしまう。

 

 

実はこれ、心理学的にいうとリスキーシフトと呼ばれる心理作用です。

 

リスキーシフト(risky shift)とは、社会心理学の用語で、普段は穏健な考え方をし比較的節度を守って行動することのできる人が、大勢の集団の中では、その成員が極端な言動を行ってもそれを特に気に掛けもせずに同調したり、一緒になって主張したりするようになっていくことをいう。

 

※参照:ウィキペディア

 

 

自分一人だけではおかしいと感じている事でも、集団で全員が同じ環境におかれると、おかしいと感じなくなってしまう傾向です。

 

よくある例え話が、

 

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

 

これはリスキーシフトの典型で、本来、個人で考えればどう考えてもおかしい事が集団で実行することで違和感が薄れてしまう。

 

ブラック企業が厄介なのは、こういった心理作用を知っててやっている点

 

 

寮完備のブラック企業はまるで、

 

「寮完備。みんなで長時間働きゃ怖くない」

 

とでもいうような集団心理に落とし込まれているのですね。

 

 

さらには寮に入る事は、実家から離れる事も意味します。

 

すると、どう考えてもおかしいと感じる唯一の部外者である家族の視点を離れることにもなるので、ますます気づかないという悪循環が加速していく。

 

 

 

入寮の契約書に重みを持たせる

 

 

入寮に際してはホワイト、ブラック問わずに契約書が必ずあります。

 

これは単純に、賃貸借契約法の関係上に会社と大家さんとの間で契約をかわすことを意味し、自分個人が会社の連帯責任者になったりするケースも稀にある。

 

更にこれとは別に、会社単体で社員と入寮の契約書をかわすパターンもあります。

 

この契約書自体は問題ないのですが、中には罰則の規定を設ける会社もあります。

 

よく見かけるのが、

 

「入寮して1年以内に退職した場合には、かかった初期費用の全額を支払う」

 

といった旨の内容。

 

 

実はこれ、ある意味でえげつないブラック企業独自の手法が潜んでいるのです。

 

 

 

寮を使いまわし利益捻出

ブラック企業ではその過酷な労働環境から、退職する人が後を絶ちません。

 

寮をあてがったものの、瞬く間に退職した。こんな話も珍しくないのですね。

 

すると、契約はしたもののアパートの寮はもぬけの殻。こういった事が普通におきてくる。

 

ところが契約し即解約ともなると、企業側として不動産会社との関係の兼ね合いもあり、その後の契約がしづらくなってくる。

 

そのため即座に解約せずに、空のまま物件契約を続行するなんてこともあるのです。要は家賃だけ払っている状態。

 

 

大量入社、大量退職のブラック企業では、応募する人も誇大広告につられ集まってきます。

 

新たな新人に新しい寮をあてがうのは早期退職というリスクを伴うため、ブラック企業では過去に辞めた社員が住んでいた住居をあてるといった事を考えます。

 

これはある意味で、節約的な部分もあるので効率的とも言えるのかもしれません。

 

 

しかし問題なのは、ここで、さも新規で物件契約したかのように振る舞う行為。

 

入寮の契約書を書かせ、1年以内に辞めたら初期費用にかかったコストを弁償してもらうといった旨の契約書を同様に書かせるのです。

 

 

仮にこの二人目の人間も短期スパンで退社した場合、同じように初期費用を回収する行為は、まるで詐欺まがいにお金をぶんどっているようにも見えます。

 

いくらカラの期間に家賃を捻出しているとはいえ、悪どい感じは否めません。

 

 

その証拠にブラック企業の幹部の中には、

 

「早期で辞めても、初期費用を回収できるから、寮にぶち込んどけば問題ない。寮完備は儲かる。」

 

こんな事を豪語する人もいるぐらい。

 

 

 

 

そもそも皆んなこんなにブラックだと思って入社していない

多くの寮完備のブラック企業に入社してしまった人は、そもそもこんなにもブラックな環境で働かされるとは想像もしていない。

 

むしろ寮完備の会社に就職が決まってホットひと安心!

 

こういった感情を抱く人の方が多い。

 

 

寮完備が全うな理由で会社の利益と教育の強化、雇われる側の福利厚生がマッチングしているなら、こんなにも素晴らしい制度は他にない。

 

 

しかし従業員を買い叩くため、長時間労働や無理な休日出勤をさせるために入寮させ、辞めたら違約金をとり、物件を使いまわす。

 

これはある意味でかなり卑劣な行為といい切れます。

 

射幸心を煽るだけ煽っておいて、実態は人生をメチャメチャにする行為とも捉えられますね。

 

まるで牢獄のように、入ったら逃げ場のない過重労働を強いるために、あたかもコッチは善意でやってあげているという上辺に落とし穴があるのです。

 

 

最後に

寮完備の会社が全て、ブラックなわけではありません。

 

会社側の都合と、社員側の都合をうまくかみ合わせ、お互いに利益がもたらされるように健全に運用している会社もあります。

 

しかし寮完備で誇大広告を打ち出している会社には要注意です。

 

このブログでも、ブラック企業の避け方を色々と紹介していますので参考にしていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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